作品概要:『女攻めコレクション~もっと情けない顔見せて~』とはどんな作品?
この記事は、「女の子が積極的に迫ってくる作品が読みたい!」 という方に向けて書いています。いつも男性が引っ張るような展開に慣れてしまっているなら、この作品集はかなり新鮮に感じるはずです。
『女攻めコレクション~もっと情けない顔見せて~』は、MURO・ゆるた・ひとにたち・ゆりしましろ・れつりこ大盛りという5人の人気作家によるオムニバス作品集です。2026年6月26日発売予定で、価格は770円(税込)、全127ページとボリューム感もしっかりあります。
タイトルにある「もっと情けない顔見せて」というフレーズが、この作品のすべてを物語っていると思います。女の子たちが積極的にリードしながら、男の子が思わずとろけてしまうような展開が全編を通じて描かれています。
おすすめポイント:女攻めの魅力が凝縮された全5編の見どころ
実際に読んでみて、まず驚いたのが5人の作家それぞれのカラーがしっかり違うこと。「オムニバスって似たような話が並びがちじゃない?」と思っていたのですが、この作品集はちゃんと読み応えがありました。
- 5人の作家それぞれが異なる女攻めスタイルを描いており飽きない
- OL・学生・ギャルJKなどキャラクターのバリエーションが豊富
- 770円というコストパフォーマンスの高さ(1編あたり約154円)
- 愛情ベースの「好きだから迫る」展開が多く読後感が良い
- 127ページとしっかりした読み応え
特に個人的に気に入ったのは、暴力的な強引さではなく「好きすぎて我慢できない」という愛情ドリブンな女攻めが多い点。ただエロいだけじゃなく、キャラクターへの感情移入もできるのがこの作品集の強みだと感じました。
「彼がぐちゃぐちゃになるまで×したい♪」
このキャッチコピーが示すように、女の子たちの積極性はとにかく全力。でもそこに確かな「好き」という気持ちが乗っているから、読んでいて嫌な気持ちにならないんですよね。
収録作品ピックアップ:MUROとゆるたの注目作をレビュー
全5編すべて語りたいところですが、特に印象に残った2作を詳しくご紹介します。
MURO『クマとリス』
この作品集のリード作品にして、個人的に一番インパクトがあった1編です。
主人公・戸熊くんは、大学受験に失敗した過去を持つ男の子。その原因が「顔も身体も最高すぎる彼女・利水先輩とエッチしすぎたから」というぶっ飛んだ設定から始まります。就活で心機一転しようとした矢先、面接に向かう電車で先輩と再会してしまい……という流れ。
MUROさんの絵の美しさは折り紙付きで、利水先輩のビジュアルがとにかく最高。「これは戸熊くんが全部吹っ飛ぶのわかる……」と読みながら納得してしまいました(笑)。トイレという非日常な空間での展開も、非現実感があって良いスパイスになっています。
ゆるた『恋咲ちゃんにはかなわない!』
こちらはギャルJKが年上のバイト先店長に猛アタックする作品。「シフトが被るたびに告白する」 という積極性がまず可愛すぎる。
そして嫉妬から暴走してホテルに連れ込むという展開は、「恋愛漫画として読んでいたらえっ、そうなる!?」という驚きがありました。ゆるたさんのギャル描写が上手く、恋咲ちゃんのキャラクターに最初から感情移入できるのが読みやすいポイントです。
- MURO『クマとリス』:美麗な絵柄×運命の再会シチュエーション
- ゆるた『恋咲ちゃんにはかなわない!』:ギャルJKの嫉妬暴走系女攻め
- ひとにたち『ヒトメボレ』:後輩からの告白×積極アプローチ
- ゆりしましろ『初体験カウンセリング』:結婚相談所×元カレとの数年越しリベンジ
- れつりこ大盛り『両手いっぱいの愛をきみに』:独占欲強めの溺愛系女攻め
気になる点:購入前に知っておきたい注意事項
正直なところ、気になった点もいくつかあります。購入前にチェックしておきましょう。
- 既存の単行本・単話と内容が重複しているため、すでに読んでいる作品が含まれている可能性がある
- オムニバス形式のため、1作品あたりのページ数は多くない(127ページ÷5作品)
- レビュー件数がまだ1件と少なく、読者評価の参考情報が少ない
ただし、「この作家は知らなかった」という新しい出会いがあるのもオムニバスのメリット。5人全員をフォローしていない方にとっては、むしろお得な一冊と言えます。
| 項目 | 評価 | コメント |
|---|---|---|
| 絵のクオリティ | ★★★★★ | 5人とも高水準 |
| ストーリー | ★★★★☆ | 短編ながら感情移入できる |
| ボリューム | ★★★★☆ | 127pで770円はコスパ良し |
| 女攻め度 | ★★★★★ | タイトル通り全編女攻め |
| 初心者向け度 | ★★★★★ | キャラが魅力的で読みやすい |
こんな人におすすめ:女攻め作品を探しているあなたへ
この作品集は、特に以下のような方にぴったりだと思います。
- 女の子が積極的にリードする展開が好きな方
- 複数の作家の絵柄・作風を一度に楽しみたい方
- 「好きすぎて我慢できない」愛情全開のヒロインが好きな方
- OL・ギャルJK・後輩など多彩なキャラクターを楽しみたい方
- 女攻め作品を初めて読む入門者の方
逆に、特定の作家の作品を既にコンプリートしている方は、重複の観点から注意が必要です。また、長編でじっくり1組のカップルを追いたい方よりも、短編で様々なシチュエーションを楽しみたい方向けの作品集と言えるでしょう。
まとめ:総評と購入判断のポイント
個人的な総合評価は★4.5/5。マイナス0.5は既刊との重複リスクがある点だけで、内容そのものは文句なしのクオリティです。女攻め作品のサンプラーとして、また新しい作家を発掘するきっかけとして、積極的におすすめできる一冊でした。
発売日は2026年6月26日。気になった方はぜひチェックしてみてください!